キッチンでつながる あなたと私

『伸学会』×『つながるキッチン』=あたまの良くなる料理教室

満員御礼!第3弾!中学受験学習塾『伸学会』とのコラボ企画『あたまの良くなる料理教室』。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。楽しかったですね。

今回のテーマ『お米についておいしく楽しく学ぼう!』

中学受験小4の社会で学ぶ『畑作と稲作』。
毎日食べているお米のはずなのに、テキストの中にずらっと出てくる言葉は都会の子供たちにとっては聞いたこともない単語ばかり。
そもそも、稲作と畑作の違いがわからない、お米がどうやってできているのかもわからない。意外と普通です。受験で狙われやすい単元でもあるので、であれば、おいしく楽しく学んでしまおうじゃないか!ということで今回のテーマは新米の季節にちなんで『米』。

伸学会は、『つながるシェア田』オーナー!

伸学会さんは、つながるシェア田のオーナーにもなってくださっていて、お城好きの先生方は熊本城復興城主でもあり、熊本の復興を考えてくださる素敵な塾講師の皆さん。
先生方が日々食べてくださっているのは、熊本県山都町で無農薬・無化学肥料で育てられたこのお米。オーナーの皆様には、米作りのメルマガを毎月配信しています。動画や写真で進捗が見れる仕組み。

この日は、教科書で学ぶだけでなく、稲作をもっと身近で五感で感じてもらえるように

〇田植え直前の泥んこサッカーの動画(田んぼの土を柔らかくすることが目的)
〇雨の中の田植え動画(梅雨の季節に田植えをすることから、恵みの雨)
〇合鴨ちゃんたちの動画(合鴨農法を用いて米作りを行っています。ヒナたちが初めて田んぼに入る記念すべき瞬間)
〇稲刈り直前の黄金の棚田動画(輝かしい稲の生長)

こういった写真や動画を上映しました。
中原の解説つきで上映させていただきましたが、
笑いが沸き上がったり、へ~!!!の声が多く楽しんでいただくことができました。

中学受験で狙われやすい米づくりポイント

①米どころ川名・平野名

②米の作り方、作業名・重機名

ですね。
前半の授業では、テキストに沿って学んでいきました。
クイズ形式で進行される授業は、こどもたちの表情にも笑顔がこぼれる楽しい時間。

料理教室:5銘柄おにぎり食べ比べ&秋野菜豚汁づくり

 

後半は、大人でもなかなか経験できない6銘柄おにぎり食べ比べ企画!
(当日炊飯器が一台故障しており、5銘柄食べ比べに急遽変更になってしまいました。)
お米五つ星マイスター西島さんがいらっしゃるスズノブさんに相談に乗っていただき、味・やわらかさ・粘り気など違いを感じやすいおいしいお米を5種ご用意!

・ゆめぴりか(北海道)
・雪若丸(山形県)
・魚沼新之助(新潟県)
・だて正夢(宮城県)
・ゆめおばこ(秋田県)
・合鴨の恵み(熊本県:玄米)

スズノブさんの食味表を参考にさせて頂きましたこちらのマトリックス。わかりやすいと好評でした。
(西島さん、ありがとうございます!)

そして、いよいよ秋野菜豚汁づくり!
秋野菜をみんなに考えて頂いて各自お買い物をしてくるところからやっていただきました。
普段一緒にスーパーに行かないご家庭からは、
「一緒にスーパーに行くことの大切さがわかりました」と。
出されたものを食べるだけじゃ、野菜の原型や季節を感じることも少ないでしょう。
上位校になればなるほど、野菜果物の旬を聞かれたり、魚の形から何の魚か名称を聞かれたり、
家庭の中でいかに家事の手伝いをさせているのか足元救われるような問題が頻発するようになってきています。

美味しい豚汁の完成です!
お待ちかねの試食タイムもはじける笑顔と笑い声鳴り響く中、最後はお片付けまでちゃんとやります。
お米一粒一粒に感謝して残さず食べることの大切さについても感じて頂くことができました。

月刊伸学会に感想が!

参加者の皆様から頂いた感想が伸学会さまの月刊誌に紹介されていました。
とても嬉しく拝見させて頂きました。

(一部ご紹介)

〇お米の食べ比べやスライドを交えた授業のおかげで、普段何気なく食べていた「お米」が、どこでどうやって作られているのか興味を持つきっかけができたと思います。教室ではいまいちわかっていなかった、人参の「直方体切り」に再挑戦し、見事に切ってくれました。また、家のお米の銘柄に興味をもって、早速米びつをのぞき込んでいました。

〇川や平野の名前が当たっときは嬉しいと感じたようです。ごはんのにおいやもっちり感を比べられ、お腹いっぱいになったこと、みんなと調理できたことも楽しかったようです。お米の産地から川や平野の名前を、野菜の切り方から立方体などの図形を意識するなど、日常の料理を学びにつなげる視点をいただけたことがよかったです。

〇翌朝、豚汁を作りたい!といって、朝ごはんをつくってくれました。これからの男子は結婚してもしなくても、料理は必須と考えていますし、何より楽しみながら生活能力があげられたのでよかったです。自分が料理が好きであること、豆腐を切るとき緊張したけど楽しかったこと、家族に豚汁を作りたい、などと話しながら帰りました。

などなど、たくさんのご感想ありがとうございました。

次回は!?

頭の良くなる料理教室、次回は今年度の受験が終わってまたが来る頃の開催となります!
どうぞお楽しみに!
(冬は先生方、6年生のサポートで週末は追われるので^^6年生心から応援しています。)

5年生以下の皆さん、是非早い段階で知識の種まきを一緒にしませんか。

「料理」には実は、国語・算数・理科・社会、すべての科目への学びにつながる“興味”を持つきっかけが潜んでいます^^

子どもたちが知りたい!と思うトラップを作ることこそ親の役割かなと思いますので、ぜひつながるキッチンの『Kids Art Cooking倶楽部』でもお待ちしております。中学受験を目指す高学年の子供たちも通ってくださっています。