キッチンでつながる あなたと私

お箸の授業

コロナ禍、オファーをいただいてから約1年。

「本を拝見しました。高校を卒業するまでにお箸をうつくしく使えるようにして卒業させてあげたいのですが、学校へお越しいただき授業をしていただくことは可能でしょうか」

そんなうれしすぎる一通のメールからはじまったこの企画。
じっくり準備をしてきた大きなお仕事。とても胸が高鳴る一週間でした。

2023年1月23日~5日間(月曜日~金曜日)、兵庫県関西学院高等部へお箸の授業をするために出張させていただきました。

1学年約400名というマンモス校!
一週間の授業で約400名全員のお手元を整えさせていただくという企画です!箸の持ち方だけをやるのではなく、箸の文化的背景から現代における箸を取り巻く状況。そして、今の自分の持ち方と向き合いながらひとつひとつ課題をクリアにしていきます。生徒さんたちの手元にはiPadがひとり一台。すべてその中で課題が完結する仕組みを目の当たりにしてIT教育の進歩もあわせて感動していた中原です。デジタルネイティブなこども達、素晴らしかったです。

授業をさせていただきやりがいはもちろんのこと、授業を組み立てることの難しさなど『先生』というお仕事の一部を覗かせていただき貴重な体験となりました。つながるキッチンは、今回の経験を活かし、2023年度はさらに多くの教育現場とご一緒していきたいと思っておりますので、興味がある学校法人さまがいらっしゃいましたら、info@tsunagaru.kitchenまでお問い合わせ下さいませ

今回中原と同行してくれた箸チューター荒木典子(1日間)・香月りさ(3日間)・須永章子(5日間)。
最高の時間!最高のチーム!いつもありがとう!!
準備段階から、本番まで力になってくれました。
チームでの出張、5日間の長丁場の出張ははじめてだったので、思った通りに進まないところや、反省点もたくさんありましたが、この気持ちは次につなげていきたいと思います。なによりこの達成感たまらない。また来年も継続して行くことが今の我々の夢です。

生徒さんたちからの感想

多くの生徒さんたちがSNS等にて、直接感想を届けてくれたので一部ご紹介させていただきます。

◉予想していた内容と全然違い、とってもたのしい授業で最高でした。
◉お箸の持ち方をしっかり意識したことがなかったので、とても良い機会になりました。また中原先生のお話がとてもやさしく、わたしも先生みたいな大人になりたいと思いました。
◉ずっとコンプレックスだったので、今回教えていただけて本当によかったです。Y先生にも感謝です。またお会いできる日を楽しみにしています。
◉幼稚園の先生になるのがわたしの夢です。ですが、自分が正しくお箸を持てていないことを親にもいつも指摘されていて、どうしたらいいか悩んでいたので本当に今回の授業はよかったです。東京に行ったら会いに行きます!
◉弟が今矯正箸を使っているので、中原先生のお話を家に帰ってから家族にしました。ありがとうございました。
◉「きみの箸」がとっても持ちやすくて驚きました。ほしいので親にお願いしたいと思います。
などなど・・・

図書館

図書館には、今回の授業を受けてお箸コーナーが出来ていました!
ご紹介までありがとうございました。