キッチンでつながる あなたと私

お箸の進め方講話

先週末、世田谷区『上用賀 青い空保育園』にて
1,000人以上の箸指導実績のある中原麻衣子式「お箸の進め方」についてお話をさせて頂きました。
2歳クラスと幼児(3~5歳)の保護者さまに向けて。

当日、園では保護者会。
沢山の親御さんたちがお集りになっていました。私も、保育園にお世話になっていたので、保育園の有難さについて冒頭お話しすると皆さん「うんうん」と首を縦に振りながら聞いてくださいました。先生方には頭が上がりませんネ。

箸のお話しになると、皆さんの真剣な表情に!
幼児クラス圧倒的多数の方が矯正箸を使われていました。

そんな皆様のお悩みは。。。

箸のお悩み(保護者・先生方)

◎お箸に興味を持ち始めたのですが、うまく使えずイライラしていてかわいそう
◎矯正箸から2本の箸にどうやったらうまく移行できるのか分からない
◎矯正箸をやめるタイミングはいつがいいのか知りたい
◎うまく教えられない/教え方が分からない
◎2本の箸にすると、握ってしまう
◎スプーンフォークが正しく持てない場合は、どうしたらいいでしょう
◎上の子が小学生なのですが、うまく持てないのですがまだ間に合いますか。

などなど

うんうん、わかるー!分かります!
わたしもかつて、第一子は矯正箸使用者でしたから。

いづれ2本の箸を使ってほしい!という願いをもって、現在、矯正箸を持たせていらっしゃる方が多いなという印象を持ちました。
そこで、矯正箸をお勧めしない中原から、中原麻衣子式3つのポイントをお話ししました。

箸の持ち方:3つのポイント

箸の持ち方と進め方

1.中指の位置
2.お箸の長さ
3.手・指の力を抜く

矯正橋について

色々な矯正箸

中原は、矯正箸を否定はしませんが推奨はしておりません。
様々なメーカーからいろんなタイプが出ていますね。こちらの矯正箸たちは、お箸教室に来られた生徒さんがLessonで使えるようになったので、置いて行かれたものです。
矯正箸をお使いになるなら、スプーン・フォークでOK!
良きタイミング(本人のやる気と適した月齢)になったときに、2本の箸で持つトレーニングをされることをお勧めいたします。

矯正箸には、メリット・デメリットがあることを知っておきましょう!
まるで大人と一緒のお箸で食べれているような錯覚になれる矯正箸…しかし、いつまでもこれを使い続けるわけにはいきませんよね…
ですから、良きタイミング(本人のやる気と適した月齢)になったときに、2本の箸のトレーニングをされることをお勧めいたします。

 

箸を進めるうえで、しないほうが良いこと

◎利き手が定まるのは、「4歳」と言われています。その前に無理やり右手で持たせなくてもよい。
◎本人が箸を持ちたいという気持ちがないのに、大人から「箸」へ誘導しない。まずは、スプーン・フォークを正しく持って食べるが大事です。
◎矯正箸は推奨いたしません。

これまで1,000人以上の子どもたちが使えるようになった中原麻衣子式トレーニングをお知りになりたい方は、こちらからエントリーください。

 

箸の前に!

今後、こちらの園では幼児クラスに箸指導をしていくそうです!
その前準備として、指先を使った遊びや運動を日常の生活の中に取り入れていくそうで、楽しみです!

 

箸の前にご家庭でできること

ご家庭でお願いしたいのが、是非お子様と『一緒に食卓を囲むこと』
4歳くらいまでは親御さんがお口に食事を運んであげるお手伝いをすると思いますが、お子さまに食べる意欲があるときは、なるべく、お手伝いせず!隣に座らず!向かいに座りましょう!
そして、お子さまの目の前で、親御さんが正しい箸やお茶碗の持ち方をして、姿勢を正し食事してください。焦らなくて大丈夫です。まずは、スプーン・フォーク、そして、えんぴつを正しく持てるようになりましょう。
お子様は見様見真似でトライします。そして、本気でお子様が美しく箸をもって食事がしたいと思ったとき、ぜひいらしてくださいね。
この度は貴重な機会をいただき、上用賀 青い空保育園の先生方、誠にありがとうございました。

先生方、この度はありがとうございました。